2019年5月23日
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溝ノ口洞穴(財部町)
霧島山系の湧き水が浸食し、数千年の長い年月をかけて作られたといわれる岩穴は、横13.8m、高さ8.6m、全長が224mといわれ、洞穴内には縄文時代人の生活跡もあり、当時の生活を知る上でも重要です。昭和30年に県の天然記念物に指定され、近年はパワースポットとして注目を集めています。毎年4月8日のお釈迦様の誕生日に近い日曜日に「溝ノ口岩穴祭り」が開催されています。
また、近くには大淀川の上流部にあり、曽於八景の一つに挙げられる景勝地である大川原峡があります。
大川原峡は大小の岩が約2キロ余り続く美しい渓谷で、夏場は涼を求めて多くの人々でにぎわいます。下流には落差12メートルの桐原の滝をはじめ、いくつかの滝が連なっており、県境を越えれば世界一のおう穴群で有名な関之尾の滝につながっています。
自然体験型のキャンプ場もあり、自然を体全体で満喫できます。